5050.~コミュニケーション~
2025/10/17
5050.~コミュニケーション~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「アドラー心理学?」(6月19日)
おはようございます。朗豊ゼミナール 国分寺教室の藤井です。
日々、授業の工夫については、考えているところですが、先日、図書館で参考になる本を見つけました。
横田先生、山口先生が書かれた、『学校が苦手な子どものためのアドラー心理学』という本です。
副題に、「どうすれば不登校傾向の子どもを勇気づけられるのか」とあります。
その中のp.171あたりの「コミュニケ−ションが苦手な子どもとの関わり」というセクションに、
「発達特性のある子どもは、他者とのコミュニケーションが苦手かも知れませんが、他者とコミュニケーションしたくないわけでは、ありません。その子どもなりにコミュニケーションできる方法があるはずです。それを探ることが支援になる」とあります。
その様子は、一風変わって見えるかも知れません。鉄道の動画を楽しみながら、みんな早押しクイズのように“○○線、○○○系!”と我先に言っている姿を見ると、会話をしているようには見えないかも知れませんが、同じ時間と空間を共有していることが、コミュニケーションなのだろうな」と筆者は思っています。筆者は、鉄道とかアニメとかゲ−ムには、全く詳しくないのですが、そのように自分の好きなものを活き活きとした表情で語っている人の話しを聞くのは好きです。
これは、筆者の私感ですが、このようなタイプの子どもたちは、自分自身のことを直接的に聞かれることは、苦手なようですが、このアニメのどんなところが好きなの?というような問いに対して、自分の価値観、世界観、意見のようなものを話してくれることが、多いような気がします。
そのような子どもたちも、そのうち、自分が好きなことに興味を持つ筆者に興味をもってくれるようです。
自分が、受け入れられているという安心感を持てるまでに、人の数倍、何十倍もかかるのだろうと感じています」
以上が、抜粋ですが、私も同じように感じたので、このような対処の事例を共有化できれば、教師側のメンタルも改善され、成果を感じられるのではないかと感じました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
それぞれの形のコミュニケーションがありますね。しかし共通するのは、自分が、受け入れられているという安心感を持てることによって、コミュケーションが可能になるということ、そうですね。個別指導塾である朗豊ゼミナールにおいて、そんな観点が意識されると、生徒さんお一人お一人とのコミュニケーションがより自然に生まれてくることでしょう。