3845.~信頼、強さ、真剣さ~
2021/08/17
3845.~信頼、強さ、真剣さ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「9月、入社採用試験に挑む」(8月17日)
おはようございます。秋津教室の滝です。
9月から始まる入社採用試験に挑む高校3年生のJ君。
職業教育コースでの面接練習中、講師はこんな質問をしてみました、
「高校生活で最も自分が変わったと思えるところは?」
J君はしばらく考えてから、
「つらい時に何でも話せる友達、先生に出会えたことが大きい」、
「そのことで、自分は強くなった」と答えました。
J君は今年2月に入会し、この半年間、教科学習と職業教育の二本立てで授業に取り組んできた生徒さんです。
入会当初は、苦手な教科に弱音を吐くことも少なくありませんでした。
しかし、3年生になってからは、ポジティブな言葉が増え、逞しさを感じることが多くなりました。
3年の1学期終了時には、成績表を講師に見せて、
「これまで1番良い成績だった。先生からも良くがんばったねと言われた」と自慢気でした。
J君は次のステージに挑みます。
はっきり言って、J君の目指す会社は難関です。
最近の授業では、筆記試験対策と併行して、自己分析を意識した面接練習に取り組んでいます。
現在の自分と向き合いながら、そして社会人になった時の自分自身を想像しながら、J君は講師の質問に応答します。
その姿は真剣そのものです。
これから約1か月、J君が焦らずに力強く走り切れるよう、講師も常に声を掛けながら並走していきます。
J君へ、「自分を信じて、頑張りましょう」。
◇ワンポイント・メッセージ◇
J君、学習を通して、自身の中に“信頼”という柱ができたようですね。友達への信頼、先生への信頼。自ら、「そのことで、自分は強くなった」と認識できているのは、すばらしいことです。その強さがあるからこそ、真剣にもなれます。9月の入社採用試験に向けて、坦々と仕上げていきましょう。
