3903 .~コロナ前の日常に~
2021/10/25
3903 .~コロナ前の日常に~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「自習室で自主学習」(10月25日)
おはようございます。朗豊ゼミナールの井上です。
緊急事態宣言が解除されてから、小・中学校の多くが校外学習などを再開させています。
八王子教室のIくんは、学校の自主学習のテーマを「校外学習で日光へ行ったこと」に決めたようです。
その日は授業時間よりも早めに来て自習室に座ると、
東照宮の眠り猫や3つの迫力ある滝についてノートにまとめていました。
以前は、授業中に一緒にやっていた提出課題ですが、自習室を利用して一人で行うようになったのです。
このような変化は、自習室の利用を通しても見られるのだと改めて感じました。
授業も終わり、退室するIくんに、講師が、
「感心だね」と声をかけました。
「へへ」と照れながら出ていく姿に、「今まで照れたことなんてなかったのになあ」と
ここにも変化の証が見られた気がします。
生徒さん方のちょっとした変化は講師にとってうれしいものです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
コロナ感染者数の減少で、校外学習が再開されたのですね。待ちに待った校外学習、そのあまりの嬉しさに学校の課題に取り組む気持になれたのでしょうか。コロナ禍の生活はある種の飢餓状況、今まで当たり前であったことが当たり前でなくなりました。コロナ前の日常に意味と感謝を見出せるようになったとしたら、それはそれで大きな意味がありますね。
