4049.~自身の言葉を~
2022/04/09
4049.~自身の言葉を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「一歩踏み出してみる」(4月9日)
おはようございます。朗豊ゼミナールの井上です。
「思い切って、一歩踏み出してみる」とS君が言った。
彼は、この4月に高3生になる。
先行きの進路を模索していたようだが、ついに冒頭のひと言を言った。
「迷ってばかりいても何にもなりませんよね」と続いた。某大学の情報系の学部に関心を持ち始めたとのこと。
講師は、「志望先が決まったら研究を徹底的に行うことだよ」と言い続けてきた。
そして、その日がやってきたのであろう。
一歩踏み出すという言葉は自然に出たものだ。
講師は「研究を楽しむこと」と後押しした。
彼は、「そうですね、嫌々ながらやったら目標にたどり着く気がしませんものね」と言いながら、問題研究に乗り出した。
その日は数学の問題研究を行った。
「因数分解や確率が出題されるのですね。基礎固めをやらないといけませんね」と、早速、ちょっとした研究成果を述べた。
同時に、目を輝かせながら研究という世界に苦も無く入っていったという感じがした。
「某大学の研究の虫になる!」とエンジンがかかり始まった彼の今後がとても楽しみである。
◇ワンポイント・メッセージ◇
今日のブログ、何だか小説の一節のようですね。S君の言葉が大人っぽく、講師と生徒という一つの設定された関係性が感じられるからでしょうか。それとも単に、いつものブログとは文体が異なるからでしょうか。何れにしてもS君、意識に大きな成長が見られます。高3になってまだ数日の今日、既に一歩踏み出せたようですね。「思い切って」、「基礎固めを」、「研究の虫になる!」、自身の言葉も見られます。受験年度のこの一年間、これらの言葉を充実させていきましょう。
