4402.~穏やかに~
2023/05/26
4402.~穏やかに~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「日頃の良い習慣に勝るものなし」(5月26日)
おはようございます。朗豊ゼミナールの井上です。
講師の目がいくのは、生徒さんの学習態勢や授業中の様子だけではありません。
さりげない気配りにも目を向けます。
使用した机の上が消しゴムのかすで汚れているときに、さっと消しかすを掃除して帰るK君、H君やSさん。
講師はその瞬間を目にしただけで、今日その生徒さんに会えてよかったととてもうれしい気分になります。
このようなことが無意識に行えるということは、一つの習慣として根付いているのでしょう。
冒頭で触れた高3のK君と英語学習をしているとき、ある英文を目にして彼が言った一言があります。
「先生、この英文いいですね」と。それを見た講師も同感しました。
K君が声を上げたのは英語のフレーズ集に出ていたものですが、そこには一人の少年がお年寄りに座席を譲っているシーンが描かれていました。
掲載されていた英文はこうです。
The kind heart of the boy made us happy.
(その少年のやさしい心が私たちを幸せな気持ちにした)
気配りの出来る生徒さんは、このような表現にも敏感になるものなのですね。微笑ましいです。
K君を見て、素敵な人生を歩んでいける人発見!と思いました。
周囲への気配り。すなわち日頃の良い習慣に勝るものなしですね。
◇ワンポイント・メッセージ◇
英文を理解することのできる英語力に加え、その英文を味わうことのできる感性はすばらしいですね。そんな感性のしなやかさが、日常の行為にも習慣的に表れているのでしょう。講師と生徒さん方との間には穏やかな空気が感じられますね。
