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4939.~聴く耳持つ!~

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2025/02/10

4939.~聴く耳持つ!~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース

・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

~今日のElephasブログ:「先生が置いてきぼり?!」(2月10日)

おはようございます。朗豊ゼミナール 拝島教室の尾形です。

Rさん、中学1年生。

苦手意識のあるという文字式の文章題を学習しました。

問題集には、余りのある割り算、食塩水、平均点、速さなどの文章題があり、1問目(余りのある割り算)の問題文を読むと、

「全然解らない」と思考を止めてしまうRさん。

「じゃあ、9÷4を計算するとどうなるんだっけ?」と、割られる数、割る数、商、余りに同じ数字が出てこないような計算例を挙げてノートに書いてあげると、計算例の数字と文章題の文字との関係がイメージできたようで、積極的に問題に取り組んでいきました。

その後の問題でも、問題文の内容を図示することで理解できるようにして進めていきました。

速さの問題(先発者に後発者が追いつく問題)では、後発者が出発する時点の線分図を書いて説明を始めようとしてRさんを見ると、

Rさんはすでに先発者が後発者に追いついた時点の線分図をノートに書き終えていて、スラスラと一人で解くことができました。

Rさんにすっかり置いてきぼりを食らいましたが、とても嬉しい瞬間となりました。

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Rさん、「全然解らない」との諦めムードから、“スラスラと一人で解く“までに、大変化ですね。「解らない」状況でも、講師の説明にしっかりと耳を傾けることができましたね。そこがすばらしい!解らないと”聞く耳持たない“状況に陥ってしまうケースが少なくない中、Rさん立派です。講師の説明も適切だったのでしょう。スラスラ解けるようになった時は、Rさんもこの上なく嬉しかったことと思います。クイズを解く感覚で、楽しんで数学にチャレンジしていきましょう。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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