4102.~ひとり一人のSST~
2022/06/09
4102.~ひとり一人のSST~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「何でも聞く、何でも話せる」(6月9日)
おはようございます。秋津教室の髙澤です。
いつも元気なOくん、目標を作り苦手なことも頑張っているところです。
ある日の授業で、急に大粒の涙を流し始めたことがありました。
落ち着くまで待って、
「どうしたの?」と尋ねると今日あったことを突然思い出したとのことでした。
ちょっと話したことが思いのほか大ごとになって、嫌な雰囲気になって困ったとのことでした。
本人は反省しきりで目に大粒の涙です。
どうすれば良かったのか、その時はもう分かっていました。
悔し涙ではなく、反省の涙でした。
その後は落ち着いて授業に戻りいつものように元気に終わりました。
初めは話すことを躊躇していましたが、話しながら段々落ち着いていきました。
色々話してくれてありがとう。
ここでは何でも聞く、何でも話せる、そういう場所でもありたいと思っています。
◇ワンポイント・メッセージ
これこそ、まさにSSTですね。ひとり一人のSST 。自身の出来事を振り返り、本当はどうしたら良かったのかと改めて思いを致す。ある意味気持ちの痛みを伴う経験は、記憶にもとどまりやすいものとなります。出来事が経験として生きるものになることはすばらしいことですね。
