4094.~就業技術科、その成果が~
2022/05/27
4094.~就業技術科、その成果が~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「成長」(5月27日)
おはようございます。国分寺教室の中野です。
この春からI君を約1年ぶりに担当することになりました。
I君は就業技術科に通う生徒さんで、今2年生です。
最初に担当したのはI君が中学3年生の時で、就業技術科の受検に向けて、
30字と120字の作文や、面接の際の受け答えの練習をしたことが懐かしく思い出されます。
当時から遅刻することなく来室され、一つひとつの問題に、真面目に取り組んでおられました。
特に、一文字一文字を丁寧に書く姿勢がとても印象的でした。
久しぶりに担当したI君ですが、落ち着いて授業に取り組む姿は変わっておらず、
着実に授業を展開することができています。
ところで、いくつか変わった点に気が付きました。
一つは質問に対する受け答えの仕方です。
以前は、例えば、
「宿題やってきた?」という質問に対して、返答がない時がありました。
この場合は、宿題をやっていないことを意味していました。
それが、
「すみません。やっていません。次の授業の時に持ってきます」等のように、答えが返ってくるようになりました。
また、責任感が芽生えてきている様子が授業の態度からも見受けられます。
来年は就職活動を控えているI君ですが、更に成長して、就職活動がうまく進むようにサポートしたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ
I君、大きな成長ですね。返答の仕方も立派です。就業技術科の受検を通して目的意識が芽生え、目標に向かって自ら、自身に課題を課すことができるようになりました。その上で、就業技術科の1年間で表出力も加わったようですね。すばらしいことです。就労までほぼ2年間ありますが、正味は1年半を切っています。このまま着実に学びの時を重ねて行かれますように。
,
