4985.~夢が目標に、そして現実に?
2025/04/04
4985.~夢が目標に、そして現実に?
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「東京外国語大学に合格!」(4月4日)
おはようございます。朗豊ゼミナール 国分寺教室の中野です。
新年度を迎えました。
ここで前年度の入試を振り返りますと、とても嬉しいニュースの一つとして、
Yさんが、東京外国語大学に合格しました。
東京外国語大学は第一希望の大学で、正に日々の努力が大きく実を結びました。
文系のYさんにとって、担当した数学は付属的な位置づけですが、大学合格に多少とも貢献できたと思うと、嬉しい限りです。
ふり返ると、最初に担当したのが中学3年生の時ですので、ほぼ4年間担当を致しました。
この間、いつも感心していたのはYさんの授業に臨む姿勢です。
「今日の授業では、このプリントと、このプリントをやって、この問題を分かるようにする」といった様に、
具体的な課題を立てて授業に取り組んでいる姿が印象的でした。
また、学校のノート、配布ブリント、塾でやった問題などが、PDFの形で整理されパソコンに保存されていて、
いつでも取り出せる様になっていたことも、限られた授業の時間を効率的に使いたいというI さんの意欲の現れだったと思います。
さて、数学については、Yさんは理論を深く解釈するということに長けておりました。
ついつい直感で解答してしまうことを論理的に展開した上で、きちんと正解を答える場面に何度も出会いました。
そんなYさんには、共通テストの際に「計算力よりも論理的に考える力が問われる分野」を選択することを勧め、
共通テストへの準備を進めました。
学校では習っていない分野も含まれていて大変だったと思いますが、一生懸命に取り組まれました。
これから、自分の選んだ道を進んでいくYさんには充実した大学生活が待っていると思います。
そして将来、社会人として活躍する姿が目に浮かぶ様で講師としては頼もしい限りです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Yさんが東京外国語大学志望を口にされたのは、いつだったでしょうか?中学生の頃?もしくは高校生になられて間もなくの頃でしょうか。始めは夢のような感じであったかもしれないことが、具体的な目標となり、そして現実となり、今や数日後の入学式を待つばかりです。でも今思うと、Yさんにとっては、初めから夢というよりは具体的な目標であったのでしょう。この数年間の地道な実践がそれを確信させてくれます。今日のブログでの数学の取り組みからもそれが分かります。とにかく、Yさん、おめでとうございます。Yさんの堅実な力強さと未来を拓いていく逞しさには、大いに学ぶところがあります。また同時に、講師チームの指導力もSEOLEOの誇りです。今始まった新年度、それぞれの場で頑張っていきましょう!
