2888.~内側まで視線を~
2018/07/16
2888.~内側まで視線を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「サッカー、ロナウド選手」(7月16日)~
おはようございます。拝島教室の嶋村です。
サッカー・ワールドカップ、フランス優勝!実は、私はサッカーのことをほとんど知らないのですが、世界のサッカーにまつわるニュースで、クリスティアーノ・ロナウド選手のファンになりました。(ポルトガル代表の、世界的スター選手、ですね)。
朝のニュースで、彼が過去に来日した時の模様が流れたのです。大勢のマスコミ記者を前にした記者会見場。中学1年生くらいの少年が、懸命に片言のポルトガル語で、どうやったらサッカー選手になれるか、ロナウド選手に質問していました。
少年の懸命な様子がほほえましくて、記者たちの間で笑いが起こりました。ロナウド選手はすぐ、真剣な顔で「どうして笑うんだ?」と、記者たちをたしなめたのです。「彼のポルトガル語は完璧だ」。記者たちは一瞬、静まり返った後、二人に拍手を送っていました。
自分より立場の弱い人を、まだ子供である人を、どんな時でも守る、そのための怒り。ロナウド選手は、それを冷静に表したのです。
自分より弱い立場の人を守ったロナウド選手。かっこよかった。見習いたい、と、思いました。
発達支援教室Elephas(エレファース)http://www.zoukei-rythmique.jp</a
◇ワンポイント・メッセージ◇
講師は、感じる力を持つことが大切ですね。そうすれば、さまざまなところで、療育において大切な出来事に出会えます。
ロナウド選手の、本当のところを見抜く力にはさすがにすばらしいものがありますね。同時に「一瞬静まり返った後、二人に拍手を送った」という記者たちにもロナウド選手の行動の意味を感じる心があり、すばらしいですね。
私たち講師も、生徒さん方の表面に現れたものだけでなく、その内にある、本当のところのものに視線を届かせていきたいものです。“問題行動”も、表面だけで見ていたのでは解決しません。生徒さん方の内側に目を向けましょう。
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