2952.~数を感じる~
2018/09/28
2952.~数を感じる~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「公倍数・公約数」(9月28日)~
おはようございます。秋津教室の今関です。
行事の多い2学期、みなさん楽しく過ごしていらっしゃいます。
小学5年生のSくんは、夏休み中の夏期講習も一生懸命頑張りました。
苦手なことにも前向きに取り組むSくんですが、現在算数の公倍数・公約数に苦戦中です。
でも、頑張り屋のSくんですから、きっと苦手なこともいっしょに乗り越えられると信じています。
また今週の授業も頑張りましょう。
◇ワンポイント・メッセージ◇
公倍数、公約数の学習は、数の感覚を養うチャンスです。
多くの生徒さんは、“公倍数”、“公約数”という言葉を聞くだけで「むずかしそう!」と思い込んでしまうのでしょう。でもその考え方は、基本的には分数の計算で通分や約分という形で行ってきているのです。もっとさかのぼれば、割り算、かけ算の学習がそのベースとなっているのです。
公倍数、公約数で苦手意識を持つとしたら、ウォーミングアップとしてかけ算の復習から行いしましょう。
しかしそれは、九九の暗記を再確認することが目的なのではありません。数に慣れ親しむこと、数を感じることが目的です。例えば「64」だったら、まず「8×8」がピンときます。またその中には、「4」も「2」もあることが感覚的に把握できます。そうしていくうちに、「64」の中には「32」も「16」もあることが経験できます。まずは九九の範囲で、そんな数感覚を養いましょう。
