2956.~講師の一工夫~
2018/10/03
2956.~講師の一工夫~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「カードで学習」(10月3日)~
おはようございます。八王子教室の石塚です。
英語の学習で「 Does と doesn’t は忘れられがち」と感じます。主語が三人称の時、現在形では一般動詞に s を付けることはしっかりと覚えていても、疑問文、否定文となるとなかなか…。
単語カードを作ってみました。以前も構文の理解を深めるために単語カードを使ったことはありましたが、今回のものは、Do と don’t 、Does と doesn’t の区別をつけつつ、文章として覚えていくことに主眼を置きました。
文章はあえて簡単にし、リズミカルにカードを置きながら声に出して読む。
慣れてきたら、疑問詞を付けた疑問文バージョンも作ってみたいと思っています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
プリント学習の中にタイミングよくカード学習が入るだけで、生徒さんの気持ちはパット切り替わりますね。1時間の授業の中での学習教材の変化、ほんの小さな変化であっても、それによって授業にメリハリをつけることができます。
・プリントで学習したことを今度はカードで確認してみる
・プリント学習で混戦した頭をカード学習で整理する
・カードは視覚記号に近いものですから、注意喚起として活用する
他にもカード学習のメリットは種々ありますが、とにかく講師が一工夫すること。
工夫なしで口頭説明を繰り返していたのでは、その説明は生徒さんにとって子守歌となってしまいます。“理解させたい”という講師の熱意は、必ず形となって表れるものです。
