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3454.~オンライン、休校中の今こそ~

3454.~オンライン、休校中の今こそ~

2020/05/06

3454.~オンライン、休校中の今こそ~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。

~今日のElephasブログ:「強いメッセージ」(5月6日)

おはようございます。秋津教室の滝です。

オンライン授業も3週間を経ました。

始める前は少し不安でしたが、ラインがつながり、手を振る生徒さんの表情を見た瞬間、そんな不安も吹き飛びました。

今では授業も多様になり、確かな手応えを感じています。

確かに従来の対面授業に比べ、オンライン授業は情報量に限りがあります。

対面では、問題を解く鉛筆の運び具合を見ながら、どこで悩み考えているのか察することができます。

しかし、パソコンの画面からは、生徒さんの手元を見ることはできません。

しかし逆にその不利さゆえに、思わぬ効果をもたらすことがあります。

それは「強いメッセージ」です。講師から生徒へ、生徒から講師へ、それぞれが強いメッセージを持って発しないと伝わりづらいということです。

「今日の授業はここがポイント。ここだけはしっかり覚えて!」と言えば、

R君は「先生、ここ、わからない。どういうこと?」と普段よりはっきりとした声で問いかけます。

こうしたやり取りは、ほかの生徒さんとの授業でも確かに増えています。

学習ノート(プリント教材)の進む速度は遅れても、大事なところは何回も繰り返し、確認する作業が多くなりました。

先日の授業でも、「今日は、現在進行形からだよね」とR君からのメッセージを受け、前回途中で終わってしまったところから始めました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

生徒さんとのこれまでなかったほどの、モニターを通しての生き生きとしたやりとり。これはほぼ連日のように、他の講師からも報告されています。何がそうさせたのでしょう。これまでも分析してきましたが、休校中である生徒さんの学習への希求(いわば学習への飢餓状態)、通学や授業、部活での消耗がないことによる体力の充実、その上にPCによる授業の新鮮さ、個別指導による学力に見合った学習課題と講師対応、・・・これらが功を奏していると考えます。緊急事態期間は延長され、学校の再開はもう少し先の見通しです。再開は誰にとっても待ち遠しいものですが、再開までのこの期間を大切にしましょう。学習力の回復にとって、ある意味大きなチャンスです。が、くれぐれも感染防止には十分留意しましょう、自己のためにも、他の多くの人々のためにも。

発達支援教室Elephas(エレファース)

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