3466.~体験を通して(3)~
2020/05/20
3466.~体験を通して(3)~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。
ある日の体験授業からの報告です。
「算数の文章題が苦手なんです」、とお母さまがおっしゃる生徒さんでした。
「では、好きなことは?」と伺うと、「科学教室で、実践的に学ぶことです」とのこと。
そこでデモプログラムでは、算数の文章題を実践的(作業的)に学ぶ教材を用意しました。
ある数はある数の何倍か?という種類の文章題です。ある数とは、卵の数であったり、鉛筆の数であったり、
リボンの長さであったり・・・。
それらの数(割られる数・割る数)をテープ(厚め)の長さに置き換えます。
割られる数を表すテープの上に割る数を表すテープを重ね、後者の長さに合わせて前者のテープを
パタンパタンと折っていきます。折れ線でいくつに分けられるか?その数が、何倍であるかを表します。
”何倍“という言葉の体験です。余りの出るときは、テープ上で余りを明確に確認することができます。
“余り”という言葉の体験です。
学習への集中時間の短い生徒さんと聞いていましたが、このようなプログラム数種の授業で、
40~45分くらい興味深く取り組めたとのことです。
「悪い子ではないので、何とか学習ができるように助けてほしいです」というお母さまからの言葉が
心に響きました。
早速、朗豊ゼミナール(Elephas式教育法による、教科教育と受験対策のための教室by SEOLEO)で
今月より学習をスタートさせています。
