4702.~在籍級、個に即して~
2024/05/10
4702.~在籍級、個に即して~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「支援級から普通級へ」(5月10日)
おはようございます。朗豊ゼミナール秋津教室の滝です。
新学期が始まってもう1か月になります。
新しい環境に慣れてきた生徒さんの話は、楽しさのあまり止まることがありません。
仲良くなった友達やこれまであまり意識することがなかった先輩の存在、風変わりな先生、学食のメニューなど、………。
講師はどこで話を止めて授業を始めるかタイミングを図りながら、生徒さんの話を聞いています。
生徒さんの気持ちは分かります。
小学校から中学校、中学校から高校そして大学と、生活環境はガラッと変わりますから。
新5年生になったYくんも同様、算数と国語の教科書を講師に見せながら、教室での様子を話してくれました。
算数の教科書には、勉強した形跡が伺えるYくんの字が書かれていました。
「おっ、勉強してるね」と講師が言うと、Yくんは少し得意気な目を向けて頷きました。
Yくんは今年度、支援級から普通級のクラスに変わった生徒さんです。
生き物が好きで、とても研究熱心なYくん。
きっとクラスの友達にシマヘビや好きな生き物の話をしていることでしょう。
◇ワンポイント・メッセージ◇
かつては、支援級から普通級に変わるというケースは本当に稀でほとんどゼロでしたが、今では珍しくありません。支援級在籍の生徒さんで、「教室では学年相応の学習内容を」と希望されるケースはElephasでも朗報ゼミナールでも少なくありません。在籍級を変わる学年も、個々の生徒さんの発達の状況と学力により、適切な時期はそれぞれです。個に即した教育が、少しずつ可能になってきています。
