5166.~体勢を変える〜
2025/11/05
5166.~体勢を変える〜
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
今日のElephasブログ:「うつらうつら」(11月5日)
おはようございます。朗豊ゼミナール 拝島教室の尾形です。
以前投稿した、授業中に「うつらうつら」が始まってしまうNさん。
学校の授業進度に合わせて宿題(ワークブック)を進めるためには、限られた時間を有効に使う必要もあります。
そこで、Nさんの「うつらうつら」が始まったら、まずは飲み物やガムを試し、それでも改善できない場合は、
講師もNさんも立つ・・・、2人とも立った状態で授業を行い、ワークを解くという方法を採ることにしました。
講師が「ちょっと立ってやってみようか」と声を掛けると、
Nさんはにこっと笑って立ち、椅子をきちんと机に収めて問題を解き始めます。
小問を一つ解く間には眠気が飛んでしまいます。
「うん、いいよ!それであっているよ! じゃ、次はまた椅子に座って解こうか」と2人で一緒に椅子に座り、授業を続けます・・・。
◇ワンポイント・メッセージ◇
部活帰りなどでどうしても眠い時、体勢を変えるという意味で立って学習を行うのは有効です。講師も一緒に2人で立つ、やさしく促す、そうすれば生徒さんも「にこっと」立つことができます。「小問を一つ解く間には眠気が飛んでしまいます」とは、すばらしい成果です。心理的変化もあれば、実質的に生理的変化もあるのです。
