3708.~動機づけ~
2021/03/10
3708.~動機づけ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「うれしくてたまりません」(3月10日)
おはようございます。八王子教室の泉田です。
音読が上手にできない、と伺っていた小1のMくん。文字を1文字、1文字たどたどしく読んでいた状態から、
今は単語をまとまりごとに読むのが大分できるようになりました。
3文字から5文字くらいの単語や文節は、間違えずにはやく読めるになっています。
読めるようになるにつれて、読んだ後に文章の内容について感想を話す機会も出てきました。
ただ、はやく読もうとして7文字から10文字くらいの単語や文節を読み間違えることが、少し増えています。
今後の課題は、少し長い単語のまとまりや文節での読み間違えを減らしていくことです。
文章の内容理解については口頭で質問するとしっかり答えることができるようになってきましたので、
自分で設問を読んで答えを解答欄に書く作業の練習に少しずつ進んでいきたいと考えています。
まだ小さい字を書くのは大変そうですので、まずは大きめの解答欄を用意して負担なく取り組めるようにしていきます。
いつも元気に学習に取り組むMくんがどんどんできるようになっていく姿を見ると、うれしくてたまりません。
がんばれ、Mくん。
◇ワンポイント・メッセージ
「うれしくてたまりません」、講師のこんな気持ちが生徒さんを育てます。先生が喜んでくれたら、子どもはとっても嬉しいのです。嬉しければ、子どもはますますがんばる気持ちになります。こうして良い循環が生じてきます。ご家庭でも同様です。子どもはお父さんお母さんが喜んでくれることが、とても嬉しいのです。喜んでもらえることは、子どもにとって大きな動機づけとなります。ですから逆に、子どもがうまくいかなかった時、講師も親御さんもがっかりしたり、不満そうにしてはなりません。穏やかに一緒に誤りを修正したり、うまくできるようにサポートしてあげましょう。その結果、「できたね」となるように。
