3611.~坦々と~
2020/11/04
3611.~坦々と~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「充実」(11月4日)
おはようございます。国分寺教室の西岡です。
授業後、生徒さんの「すてきなところ」、「最近のちょっとした変化」などについて書き留めています。
ある生徒さんの記録を読み返しました。
その生徒さんは、授業の少し前に来て、いつも自習をしています。
色分けしながら丁寧にノートをまとめたり、問題集を解き直したりしているのです。
自習室で見かける後ろ姿からは、とても集中しているのが分かり、声をかけるのもはばかられるほどです。
授業では、まず「学校でわからなかったところ」、「自信がないところ」を解決しますが、それがすぐにできるのは、生徒さんが
「ここと、ここがわからない」と真っ先に伝えてこられるからです。
その後も集中は途切れることがありません。
初めのうちは、基礎・標準問題のみ進めていましたが、最近は
「次の(応用問題)もやってみたい」と頑張っています。
自力で解ける問題も増えてきました。
授業後は少し学校の話をして、颯爽と帰っていきます。
こうして振り返ると、講師の方が教えられているのだと感じます。
そして、これからも生徒さんひとり一人と学び合っていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ
生徒さんも、講師も充実していますね。まさに、”坦々と“という言葉がぴったりであるように感じます。「授業後、生徒さんの”すてきなところ“、”最近のちょっとした変化“などについて書き留める」、とのこと。ちょっとしたひと手間ですが、すばらしいことです。この小さな積み重ねは生徒さんを捉える上で大切なカギとなることでしょう。生徒さんは生徒さんでそれに呼応するかのようにすばらしい学習習慣を身に付けてこられましたね。日々穏やかに坦々と、学習の成果はその辺りから生まれてくると思います。
