3510.~コミュニケーションを~
2020/07/10
3510.~コミュニケーションを~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「交友関係にも」(7月10日)
おはようございます。国分寺教室の盛田です。
長い休校期間、分散登校を経て、学校は通常のカリキュラムに戻りつつあります。
高校1年生となったE君に学校での様子を聞いてみたところ、感染予防のため話をしてはいけないと言われていて、いまだに気軽にしゃべれる友達がいないとのこと。
密にならないように教室では前後左右の席を空けていて、給食も前を向いて黙々と食べるそうです。
行事や部活動が中止になっているため、生徒同士が親しくなるきっかけもないのかもしれません。
長期の休校で勉強の遅れが懸念されていますが、
生徒さん方は交友関係の悩みも抱えているのだろうなあと感じます。
学校生活が楽しいかどうかは、友達関係がうまくいっているか否かが大きく関係すると思います。
誠実で心がやさしいE君のこと、気の合う友達がきっと見つかるはずです。講師も陰ながら応援しています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
学校は再開したものの、まだまだ感染対策のルールや規制があるのですね。この非日常にはある種異様な空気も感じられますが、そんなところからもコミュニケーションは生まれてくるものです。ソーシャル・ディスタンス、離れて着席していても目を合わすこと、仕草で働きかけることはできそうです。前を向いて給食を食べていても誰かが「クスッ」と笑えば、笑いが広がるかもしれません。そもそもコミュニケーションは、言葉のないところから発生してきたのですから。若者の柔軟な元気な力で、コミュニケーションを湧き起こしましょう。
