3320.~日常の気づきから~
2019/11/29
3320.~日常の気づきから~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「すごくいいね」(11月29日)~
おはようございます。拝島教室の嶋村です。
授業中、Windowsを起動するときに、素敵な風景、建物、動植物などの写真が表示されます。
一定期間ごとに新しい写真に替わるので、それをちょっと、楽しみにしています。
ある日の授業のこと。
小学5年生のYくんが、その起動画面を見て、
「先生、これ、すごくいいね」と言いました。
ヨーロッパのどこかの国の、農村の風景でした。
金色の麦畑が広がり、そのなかに、ポツン、ポツンとおとぎ話に出てくるような民家があります。
遠くには青い山々があり、夕暮れ近くの金色の光があふれんばかりに降り注いている、
そんな風景でした。
澄んだ空気までが、写っているような写真でした。
やさしくて、よく気がつくYくんの
「すごくいいね」の言葉がなかったら、
こんなに克明に目に焼きついてはいないと思います。
言葉って、すごいなあ、と思います。
講師としても、生徒さんの心に残る授業ができるよう、言葉を大事にしていこうと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Yくん、すばらしい感性ですね。日常での気づきが、生活を豊かにしてくれます。それを誰かと共有できたら、豊かさはさらに広がります。そしてそのことを話題に対話が生まれたら、豊かさはさらに深まります。ほんの束の間でも、Yくんと講師とのとても良い時間でしたね。
