2998.~方法を考える~
2018/11/18
2998.~方法を考える~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「先生、僕ね…」(11月18日)~
おはようございます。国分寺教室の植野です。
「僕、引き算、苦手なんだ。」
いつも元気なO君ですが、繰り下がりの引き算が出てくると、声も沈みがちでした。
そこで、授業では、十の補数(十は、九と一など、十になる数を考える)を
しっかり復習し、補数との足し算で引き算を出来るように、
繰り下がりの筆算を練習しました。
「これだと、簡単だね」
苦手な引き算も、とても楽しそうです。
毎回の授業で練習を繰り返した結果、
O君は繰り下がりの引き算を、間違えずにできるようになりました。
それからは、算数に自信を持って取り組むことができ、
掛け算の筆算の単元では、
「もっと桁数の多い掛け算の筆算も練習したい」
と、自分から上の学年の練習に取り組みました。
ある日、テストを持ってきたO君、
「先生、僕ね…」
いつも明るいO君の声が、いつになく小さい声です。
テストの結果が良くなかったのかな、と心配していると
「僕ね、算数で100点なんて…とったことなかったんだ…。」
O君が嬉しさをかみしめている様子をみて、
O君の真摯な努力が実を結んだことを、心から嬉しく思いました。
それから、エレファースの授業中の集中力、やる気もさらに高まり、
大きい数90点、長さ100点と、素晴らしい成績です。
「僕、算数の勉強、楽しいんだ!」
これからも、O君と楽しく、しっかりと勉強をしていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「先生、僕ね…」、Oくんのこの言葉には初めて100点を取ったというOくんの思いと、これまでの努力が静かに包み込まれているようですね。
引き算にしても何の課題にしても、躓いたら方法を見直してみること、それも一つではなくいくつかの方法を試みてみることです。「苦手」が「自信」になったなんて、すばらしいことですね。
